
未来に責任の持てる鎌倉を創る!
元気な鎌倉を創るために、今、何をすべきかが問われています。
人口だけを見れば幸いにも鎌倉市の人口減少は緩やかであり、地方都市に比べて余裕があるように見えます。しかし現実的には様々なところで担い手不足や新たな課題が生じてきています。目の前にある課題解決はもちろん重要ですが、将来起こりうる課題を想定して、困難な事態が生ずる前に予防的な政策を進めていかなければなりません。どうすれば市民のためになるか、今、正しい政策判断が求められています。
私は4つの政策(まちづくり、人づくり、健康づくり、行財政改革)を柱に、現役世代も未来の子どもたちも誰もが困ることのないように、今、行うべき政策を一歩でも二歩でも前に進めていかなければならないと考えています。
特に第3の拠点を目指す深沢JR跡地を中心としたまちづくりは、深沢地域だけでなく鎌倉市にとって必要不可欠な事業です。大規模災害時に市民の皆様が困ることのないよう新市庁舎の整備を行うとともに、消防機能の充実や、スポーツ施設を含めた青少年の居場所、子育て世代や高齢者世代、障がいのある方たちにとっても優しいまちづくりを進めることは、全市民にとってメリットの高い事業と言えます。持続可能で元気な鎌倉を創るためには、企業誘致とともに人口を誘導し、職住近接を実現して、住民が定着しやすい環境づくりを推進することが不可欠です。その結果、市の歳入が増え、鎌倉市民全体の課題解決へとつながっていくものと考えます。
また、現在ある鎌倉の本庁舎跡地には、必要な行政機能を始めとして、学習センター機能や図書館機能を複合化し、何よりも鎌倉地域の住民の安全安心のための防災拠点としての庁舎が必要です。
大船地域では、懸案となっている岡本二丁目用地活用計画や東口再開発事業を推進し、保育機能の充実や多世帯の居場所づくりなど地域課題の解決を図っていかなければなりません。
市民の拠り所となる、鎌倉、大船、深沢の3つの拠点をしっかりと整備し、こころ豊かで活力に溢れた鎌倉を皆様とともに創ってまいります。
私のプロフィール



鎌倉の未来へつなげる深沢のまちづくり
深沢のまちは、旧国鉄大船工場の跡地を中心に、大きく変わろうとしています。隣接地である旧中外製薬跡地でも既に工事が始まっています。かつて農村地帯だった深沢が、想像を超える変化を遂げようとしています。生まれ育ったこのまちを、誰もが希望を抱き、笑顔があふれる場所へと育てていきたと願っています。
少子高齢化が進み、日本はかつて経験したことのない人口減少の時代に突入しています。持続可能な都市経営を実現するために、今、何をすべきかが問われています。社会課題が刻々と変化する中、予防的な政策をしっかり進めて行かなければなりません。目の前の課題に取り組むだけでなく、十年先、二十年先に起こりうる課題を想定し、鎌倉の未来に責任の持てる政策を推進することが不可欠です。そのためには、鎌倉市が抱えるさまざまな課題解決につながる深沢のまちづくりを進めることが、極めて重要です。
深沢が変われば鎌倉が変わる。子育て世代も、現役世代も、高齢者も、障がいのある方も、誰もが笑顔で喜べる鎌倉にするために、人に優しく、ぬくもりのあるまちを、みんなで一緒に創っていきましょう。
双方向 2025年4月号から抜粋
深沢のまちづくりの現況について
区画整理事業について(3県市、UR)令和6年度は、整地工事を行う前の準備工事として、地中埋設物(コンクリート基礎など)の撤去、樹木の伐採、市営深沢住宅の一部の解体などを行っています。令和7年度は、整地工事を行う前の準備工事として旧徳洲会スポーツセンター跡地の土壌汚対策染調査、地中埋設物撤去、地下埋設物の調査、埋蔵文化財試掘・発掘調査、周辺道路設計等業務委託などを予定しています。令和5年度に埋蔵文化財の試掘調査を行い奈良・平安時代の竪穴式住居が見つかったため、埋蔵文化財包蔵地外に拡大し遺構試掘調査を実施するため、令和7年9月ころ実施予定だった整地工事が約1年半延期となりました。
令和6年10月から着手し、令和7年1月に着手式が行われ、工事予定期間は8年間で、令和14年(2032年)開業を目指して着々と進められています。
深沢のまちづくりの進展によって予想される交通量の増加に伴う対策が課題となっています。特に県道藤沢鎌倉線から深沢地域整備事業用地へのアクセスが課題となっており、その対策の一つとして令和7年度は深沢小学校西側道路の改良に向けた設計業務が予定されています。また、三菱電機鎌倉製作所の南側道路については、鎌倉製作所南門から県道大船腰越線へ真っ直ぐ抜ける道路が検討されており、令和7年度は鎌倉市と三菱電機との調整が進められる予定です。
バリアフリー化は、湘南モノレール株式会社によって行われることになっていますが、工程上深沢地域整備事業の進捗に合わせて実施される予定です。
現在の本庁舎は、昭和44年(1969年)に建設され56年が経っており、建物や設備の老朽化が課題となっています。最も危惧するのは老朽化による現庁舎の耐震性であり、震度6クラスの地震が発生した場合、市役所機能に支障が生じるとともに業務継続が困難になり、市民の皆さまの生活に多大な影響を及ぼす可能性があります。災害時に市民の拠り所となる市役所の安全性はとても重要です。大地震発生の可能性が高い現在、最優先に解決すべき喫緊の課題です。また行政需要の増大に伴い執務スペースが非常に手狭であり、窓口業務における市民のプライバシー保護など市民の皆様への十分な行政サービスの提供が困難な状況にあります。
令和4年12月議会において、市役所の位置を定める条例の一部改正案が賛成16、反対10で否決され、過半数は超えているものの、地方自治法で規定された出席議員の2/3の同意が得られませんでした。現在は市民理解を深めるとともに議会の同意を得るため、市民対話を重ねながら新庁舎の基本設計業務を行っており、令和8年2月末には基本設計が完成予定です。その後、位置条例が可決されれば、実施設計、建設工事と進められ、そこから完成までには5年以上かかると見込まれます。
実直
誠実でかげひなたのないこと:政治的によく聞き私事を伴わず正義のもとに思考する
実行
計画をより理論的に公平におこないます
実現
反復や実証を繰り返し、計画や期待を現実のものにします
鎌倉市議会・市行政の理解を深めましょう
行政サービスにはいろいろな情報が公示されています、一部ですが議員活動を観て聴いて実際の施策を知ってください。
ライブ中継 - 鎌倉市議会
鎌倉市議会のライブ中継や録画映像をご覧いただけます。
鎌倉市議会/会議録検索システム
平成13年5月臨時会以降の本会議録及び平成17年1月以降の委員会会議録
定例会開会年間予定
定例で開催される議会等の日程と議題、結果や要旨が記載されています
防犯・防災情報
鎌倉市から発表される防災情報等の情報を集約して発表しています
